オトナリデザインスクール #05 を開催しました。

2026年9月19日

今回のテーマは

「観察・共感からはじめるデザイン|「見る」を深めて、気づきを増やす」

デザインするとき、いきなり答えやアイデアを考えるのではなく、まずは目の前にいる人や、その人を取り巻く状況を「見る」ことから始まります。

「何をしているのか」
「何に困っているのか」
「なぜそうしているのか」

相手の行動や言葉を観察し、その背景にある気持ちや考えを想像していきます。
同じものを見ても、人によって気づくことは違います。
だからこそ、「見る」を深めることで、今まで気づかなかったことが見えてきます。

そして、そこで得た気づきをそのまま答えにするのではなく、

「本当にそうなのか?」
「なぜそうしているんだろう?」
「その時の気持ちや感情は?」

と、もう一度問い直してみる。

そうやって観察と確認を繰り返しながら、相手のことを少しずつ理解していくことが、課題を捉え直し、より良いデザインにつながっていきます。

今回のワークでは、ペアになり、それぞれテーマを決めて自分自身のことをアウトプット。
その話をもとに相手へ質問をしながら、言葉だけではなく、表情や反応、話し方などにも目を向けていきました。
そして、相手の行動や言葉から「こういうことなのかな?」と感じたことを共感マップなども使用して整理しながら、最後に本人へ確認。
自分が感じ取ったことと、実際の相手の気持ちを比べることで、

「思っていたのと違った」
「そこまで考えていなかった」
「そこに気づいていなかった」

といった、それぞれの発見もありました。

人を理解しようとするとき、つい自分の経験や考えをもとに「きっとこうだ」と決めつけてしまうことがあります。
だからこそ、観察して、想像して、そして確かめる。

見ること、聞くこと、感じること。

そうした小さな積み重ねが、相手を知ることにつながり、デザインのヒントになっていきます。

今回の時間が、普段の仕事の中でも「もう少し見てみよう」「ちょっと聞いてみよう」と思える、ひとつのきっかけになればと思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回開催のお知らせ

日時:10月28日(水)18:00-20:00
場所:小城蒸溜所(小城市小城町903)
費用:無料
人数:先着20名程度
対象:
・デザインに困っている組織の人
・デザインに縁がなかった業界
・実践が少ない若手デザイナー
・学生
・行政関係者
・デザインに触れたい一般生活者
・デザインに興味がある全ての人など

申し込みや詳細はこちらから