Lesson 1
レイアウトの基本
Lesson 2
見出しで差をつけよう
Lesson 3
写真は重要なポイント
Lesson 4
校正について
Lesson 1
楽しい新聞作り
Lesson 2
新聞の方針は?
Lesson 3
バランスと書く視点
Lesson 4
取材方法を考える
Lesson 5
その他の提案
Lesson 6
アドバイス
学校新聞制作マニュアル
> 基礎編
校正とは、印刷前の校正刷りと原稿を比べ、誤字・脱字、仮名づかい、書体の間違いなどに赤字をいれ、同時に文意や書かれている事実の間違いにも気を配り、なおかつレイアウト、写真などの不備な点を直していく作業のことです。
一見、やさしそうな校正技術も、漢字かな混じり文という複雑な日本語の表記のため、その習得にはかなりの年数を必要とします。例えば、一般(大人)向きと児童向きとでは、送りがな・熟語の書き表し方1つをとっても異なり、「対象読者に合わせた文字表記」をいかに整理し校正できるかなども技術の1つです。
【
全体に注意すべき字
】
小
少
大
太
人
入
【
下部に注意すべき字
】
爪
瓜
亨
享
容
客
【
上部に注意すべき字
】
哀
衷
遺
遣
薄
簿
【
右部に注意すべき字
】
徒
従
叭
叺
減
滅
完壁
完璧
最少限
最小限
感概
感慨
遇然
偶然
亨年
享年
一諸
一緒
分折
分析
言語同断
言語道断
異常
異状
意思
意志
意義
異議
回答
解答
実態
実体
詐欺
詐偽
小数
少数
召集
招集
徴収
徴集
露天
露店
関心
感心
民族
民俗
・
校正はなるべく
赤ペン
を使ってください。
・
書き込む文字は楷書で明瞭に書いてください。
・
訂正のための引き出し線は原則として右上に引きます。
・
引き出し線は誤字を消すようにして、はっきり誤字の上から引きます。
・
引き出し線は、なるべく短く引くように心掛けてください。
・
書き込む訂正の文字は、なるべく活字面を避け2、3行前の行間に書き入れるか、空白の部分を利用して書き入れると分かりやすいです。
校正記号の記入例
校正内容
校正指示(記号)
誤字を直す
文字を入れる
取り去る
取り去ったあとをあけておく場合(スペース)
字を入れ替える
はなれた字を入れ替える
消し誤り
(修正しない)
句読点を入れ替える
中黒丸を入れる
校正内容
校正指示(記号)
明朝体に直す
ゴチックの書体に直す
字間をあける
全体を下げる
(1文字分)
全体を上げる
(1文字分)
改行にする
行をつづける
(改行しない)
ルビをつける
ルビを取り去る
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